終わりが見えずにまだ続いている米NYウォール街のデモで、公園などでボランティアとして食事を提供するシェフたちへの要求がエスカレートする現象が起きているのだという。
NYの夕刊紙NYポストによると、地元シェフらが好意で始めたもので、デモ行進者たちにも好評を博していた。
しかし、人間はサービスに慣らされると、それが当たり前に感じるもの。人間の要求に際限はない。例えば、「ZuccottiPark」でボランティアとして朝、昼、夜の食事を提供していたシェフは、数が増えていることに不満を漏らしているのだという。
というのも、明らかにデモ参加者ではなかったホームレス、前科のある人物も押しかけて、材料が足らなくなり提供を休止したこともあったのだという。
材質を落とすなどするなどの措置を取るという。また、今週末は正当なデモ行進者に対しては、有機野菜、有機チキンなど出してもいいという。そうではに者には粗末なものを出して区別しようということのようだ。
ウォール街のデモ