ティッシュ王子がカジノ会社売上の2%に貢献

 大王製紙創業家出身の井川意高(もとたか)前会長(47)による巨額借り入れ問題で、同社は特別調査委員会による調査結果を公表。カジノ会社の口座に直接振り込まれた8億5000万円もあった。カジノ会社の売上の約2%に相当する金額で、上顧客であったことをうかがわせる。

 「LVSインターナショナルジャパン」なる名義の口座に2回にわけて振り込みの事実が浮かんだ。

 グループ子会社のいわき大王製紙が今年7月19日にLVS口座に2億円を振り込み。同じく大宮製紙が同8月16日に6億5000万円をLVSへ振り込んでいる。2社あわせて8億5000万円となる。

 LVSとは「ラスベガス・サンズ」の略称で、富裕層の間でもよく知られているカジノリゾート運営会社。創業者はラスベガスの帝王シェルドン・アデルソン氏。同社の第3四半期の売上は446億円。井川前会長の支払った金額はその約2%に該当し、それなりに上顧客であったことをうかがわせる。

 ところで、大宮製紙は資本金5000万円、従業員320人、グループの首都圏生産の要である。いわき大王製紙は資本金25億円、従業員200人、売上223億円で、古紙再生を中心に手掛けている。

 大宮の規模の会社に6億円を負担させるのはあまりにも負担が大きすぎる。また、いわき大王は被災地で、部下が被災者であるという配慮をできなかったのか。まさに、バクチで身を狂わせた道楽経営者だ。

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