パナソニック下方修正、来期4200億円の赤字見通し

 パナソニックは31日、12年3月通期の業績予想を下方修正し、最終損益が4200億円の赤字見通しであることを発表した。前期は740億円の黒字で、従来予想は300億円の黒字を見込んでいた。

 テレビ事業でリストラ費用がかさみ、また、材料費用の高騰、円高による為替差損が大きな要因となった。不振だったテレビや半導体事業で構造改革費用として5140億円を見込んでいる。売上高は前期比4.5%減の8兆3000億円、営業利益も57.4%減の1300億円を見込んでいる。


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