アイカーン氏のファンド、委任状争奪戦が好調で5月はプラス7.3%

 米の著名アクティビスト、カール・アイカーン氏のヘッジファンド「Icahn Partners LP fund」の5月の成績が7.3%だったことがブルームバーグの報道でわかった。

 報道によると、製薬メーカーのバイオジェンのプロキシーファイトで勝利を収めたようだ。アイカーン氏のファンドは同社の5.6%の株主で、役員12人の中に4人のメンバーを送り込もうとしていた。4人のうちの一人アレックス・デネール氏が取締役に入ったという。また、他の企業でもアイカーン氏が推す役員を置くリオkムおkとに成功したのだという。

 アイカーン氏は1兆4000億円の資産を持つ大富豪で、1980年代に航空会社のTWAへの敵対的買収で名をはせた。他にもタイムワーナー、ナビスコ、モトローラなどにも影響を及ぼし、昨年はヤフーの大株主にも名前が登場した。

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