財政危機のギリシャのパパンドレウ首相が連立政権樹立の意向を表明したが、世界的にも美人政治家として知られるエヴァ・カイリ議員(32)ら、最大野党の新民主主義党が辞任を迫っている。ここぞとばかりに、カイリ議員がメディア出演し主張するなど、一躍ギリシャの今後を握る存在となっている。
EUが提示する支援策を受け入れれば、ギリシャ国民は痛みを伴う改革を迫られる。パパンドレウ首相は支援策を容認する考えだが、これで国会が大きく割れているのだ。
そこで登場してきたのが、エヴァ・カイリ議員。藤川優里・八戸市議が1位になった美人政治家ランキングにもエントリーされていたほどだ。
それもそのはずで、大学では建築を学び、卒業後は報道を学び直し、地元TV局メガ・チャンネルのニュースキャスターを務めた。2007年から政治家に転身し、安全保障と外交を担当する。
「今の政治システムは機能していない」として首相の辞任を要求。さらに、EUについても「ギリシャは成長しているし、観光や文化資源もたくさんある。欧州の隅に追いやられる理由はない」と強硬な意見を主張した。
パパンドレウ首相は、首相の地位にこだわらない意向を示している。
エヴァ・カイリ議員