ソフトバンクは、中国電子商取引最大手アリババと組んで、米インターネット検索大手ヤフーを買収するために、投資会社などと協議していることが9日わかった。
ブルームバーグによると、米ヤフーはヤフージャパン株、アリババ株をそれぞれ保有。買い戻しの協議が進展しないという共通の利害を持つソフトバンク、アリババ双方が、米ヤフーの買収という方針に転換する可能性があるという。
すでにアリババ創業者の馬会長は、米ヤフー買収に興味があることを公言。そうした場合に、どこと組んで行うのか。また、08年にマイクロソフトも買収を仕掛けて失敗したこともあったが、再びヤフーがインターネット業界再編のきっかけになる可能性がある。