2009年フォーブス日本の億万長者ランキング

次世代の億万長者は?

 ここ数年、ランキングの顔触れに大きな変化はない。同じメンバーの中で順位が入れ替わっているという印象だ。ただし、今年のランキングを振り返ると、リーマンショックの影響も大きく、産業構造の転換の兆しも感じさせる。では、次なるプレーヤーはどこにいるのか?

 今、アジアに280万人いるとされる富裕層。そのうち、約54%にあたる151万人が日本にいるのではないかということが、「アジア太平洋ウエルスレポート」2008年版(メリルリンチ、キャップジェミニの共同調査)の発表でわかっている。フォーブスランキングは1000億円以上が対象だが、この151万人は近い位置にいる。

 特にこれからの将来を担う若い富裕層たちは「高学歴」という一つの特徴がある。ちなみに純金融資産1億円以上の人限定のプライベートクラブ「YUCASEE」(ゆかし)会員の中で「自宅・別荘」などの不動産に次ぐ関心事項が「教育」。フォーブスのランキングを見渡しても高学歴者、もしくは自ら学んで才覚を伸ばしていき、ここまでに至った人ばかりだ。

 子弟にレベルの高い教育を受けさせ、稼ぐ力を身に付けさせる富裕層。1000億円以上の壁は高いが、将来ランキングに登場するであろう億万長者は、YUCASEE会員ジュニアから出てくるかもしれない。

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