米国を代表するハイエンドな投資家クラブ「TIGER21」は、好んでいるヘッジファンドマネージャーと、米国株のレポートを発表した。
同クラブは、会員数180人で、年会費3万ドル(約232万円)、運用資産層が約150億ドル(約1兆1600億円)。一人当たりの投資資金は約65億円となる。
ロイター通信によると、総資産のうち12%がヘッジファンド投資を行っており、これはサブプライムショック時の07年以来の高い割合になったという。
好きなヘッジファンドマネージャーは次のとおり(名前、運用会社、運用総額)=敬称略=。
ポール・シンガー(エリオット・マネジメント 170億ドル)
ロバート・ゼルナー(アルパイン・アソシエイツ 18億ドル)
カイル・バス(ヘイマン・キャピタルマネジメント 7億2600万ドル)
イスラエル・イングランダー(ミレニアム・パートナーズ 127億ドル)
リチャード・ダウドゥル(ラミウス・キャピタル 100億ドル)
ノーマン・ミラー(ラミウス・キャピタル 100億ドル)
デビッド・アインホーン(グリーンライト・キャピタル 46億ドル)
アンドレア・ハルボーセン(バイキング・グローバルインベスターズ 120億ドル)
ジョン・ポールソン(ポールソン&カンパニー 352億ドル)
今年はすぐれないが大御所ジョン・ポールソン氏は名前があがった。他に日本でも知名度があるところでは、デビッド・アインホーン氏、カイル・バス氏らの名前も出てきている。
また、好きな米国株では、アップル、バークシャー・ハサウェイ、GEを挙げている。