TPP(環太平洋パートナーシップ)で、米ホワイトハウスが12日に「日本はすべてのサービスを交渉の対象にする」と発表し、日本政府が抗議したものの、日本時間14日現在になっても、訂正されずに最初の発表が残っている。
12日(米時間)のホワイトハウスによると、APECのサミットで野田首相はTPPへの参加の意を示し協議を開始する旨、さらには、牛肉など以外にもすべての品目とサービスを交渉のテーブルに乗せる旨が書かれている。そして、最後は「これらの取り組みで野田首相と密接に協議していくことを望んでいる」と結んでいる。
TPPには現在、日本を入れて10カ国だが、新たにカナダ、メキシコも参加の意向だという。
野田佳彦首相とオバマ大統領(ホワイトハウスより)