米著名ヘッジファンドマネージャー、デビッド・テッパー氏の運用会社アパルーサ・マネジメントが、BoA1000万株、ウエルズファーゴ290万株をすべて売却するなど、軒並み銀行株を売却していたことが15日わかった。
米証券取引委員会(SEC)に14日提出したファイルによると、アパルーサはBoA株、ウエルズファーゴ株について、保有全株を売却していた。また、シティグループも約500万株売却して約250万株と大幅に減少している。
テッパー氏は09年に、年収40億ドルで当時としては業界史上最高年俸を獲得した。その際に大きな利益をあげたのが、銀行株だった。
リーマショックで銀行が国有化か、と言われたが、超逆張りで買いまくって大きな利益をあげ、ディストレス投資家としての真価を発揮した。
銀行株は今は完全に売り時ということか。