穀物王カーギル創業家マクミラン氏が84歳で死去

 世界最大の穀物メジャー、カーギルグループ創業家出身のカーギル・マクミラン氏がこのたび亡くなっていたことが16日、AP通信の報道でわかった。84歳。カリフォルニア州インディアンウエルスの自宅で14日亡くなった。

 カーギルは売上高1000億ドル以上を誇る世界最大の株式非上場企業の一つで、マクミラン氏は創業家に生まれた。創業者の孫にあたる。現在の最高経営責任者(CEO)は実弟のホイットニー・マクミラン氏が務めている。

 マクミラン氏はエール大学を卒業し、米空軍に勤務し上級幹部となり除隊後はカーギル入りした。グループの財務委員会の議長を務めるなど約40年間グループに在籍した。ミネソタ州の名士として同地の財界のトップとして君臨した。資産は26億ドル以上だとされる。

 プライベートでは6人の子ども、24人の孫、ひ孫に恵まれている。引退後はパーキンソン病の併発病で苦しんでおり、気候の温暖なカリフォルニアで過ごすことが多かったという。

 今後のカーギル家だが、株式の非上場か上場かという問題はついて回りそうだ。2006年に女性当主で筆頭株主マーガレット・カーギル氏が亡くなり、株式売却の話が出た際に、それを止めたのが、マクミラン氏だとされている。

 しかし、そのマクミラン氏が亡くなったことで世代交代が進む可能性もある。


カーギル・マクミラン氏(Forbesより)

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