電車内で席を譲るか否か。一般には老人や妊婦には譲るものだと社会通念上は認識される。しかし、それはすべてのケースにおいて絶対的なものではないようだ。
@moraimonさんの何気ないツイートがそれを物語る。
「東京は都市圏が大きく、乗車時間が長いので座れすか座れないかは結構その後の疲労と行動に影響するから、若者でも譲りたがらないんだと思ったりする」(原文ママ)
不動産総合情報サービスの「アットホーム」が、都内に勤める1都3県在住のビジネスマン600人に対し行った通勤時間の調査によると、30歳代が58分で、おおむねどの年代も60分前後となっている。
1時間立ったまま過ごすのと、座って過ごすのではエネルギー、また気分的にも違うというのも納得できる。
蛇足にはなるが、最近は譲ってもお礼を言わない老人が増えているような気がする。もっと言うならば、感謝された記憶がない。