東電、賠償書類記入項目を2115から1005に

 東京電力は、福島第一原発の事故による精神的損害に関する賠償について、9月以降も1人当たり月10万~12万円にすると発表した。9月以降は1人当たり月額5万円に減額するという方針を、反対意見が強かったために改めたもの。対象期間は来年2月末まで。

 また、評判がとても悪かった賠償請求書類に関しても、用紙の記入項目を2115項目から、1005項目と半減した。また、ページ数も60ページだったものを、ほぼ半減し34ページとする方針だという。

 この賠償にともなぅて、今年度の賠償額は400億円以上の増加が見込まれているが、原子力損害賠償支援機構に資金支援を要請することは考えていないという。

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