30日の衆院決算行政監視委員会で、原子力発電所内の使用済み燃料の貯蔵スペースの残りが、東京電力柏崎刈羽原発(新潟)が3年7カ月、九州電力玄海原発(佐賀)が3年だということが明らかになった。松下忠洋経済産業副大臣が、河野太郎委員(自民党)の質問に答えた。
処分場の問題で、六ヶ所再処理工場(青森)の稼働時期がまだ決定しないが、現在すで容量の3000トン中、2700トンがすでに埋まっているという。
また、全国の原発で今年3月末で、ウラン1万3920トンの使用済み燃料貯蔵中の空き容量が、6710トンだという。
そして、九電玄海原発が約3年で、東電管内では柏崎刈谷原発が3年7年カ月で、それぞれ容量がオーバーするのだという。