09年に米テキサス州で起きた、世界最高額1億円6300万円のスポーツカー、ブガッティ・ヴェイロン16.4が湖に転落したという交通事故で、実は保険金詐欺だという疑惑が浮上していることが12月1日わかった。
地元紙などによると、フィラデルフィアの損害保険会社が、車の所有者は自宅のローン100万ドル(約7800万円)を支払うために、あえて事故に見せかけて車を湖に転落させたのではないか、と見ているようだ。
連邦地裁での判断が下る前に、苦情が申し立てられる見込みだという。第3者が撮影したビデオに事故の瞬間が映っていたのだが、これは男性の主張とはまったく違っている。
男性は、携帯電話で通話しながら運転をしていたところ、たくさんのペリカンが低空飛行して目の前に来たからハンドルを取られてしまったというものだった。
しかし、映像を見れば主張とは異なることがわかる。
男性は、家を担保にして100万ドルを無利子で借りて、ブガッティを購入したのだという。この事故で、男性はけがはなかった。