年末も押し迫ってきたが週明けの株式市場では、14日のオリンパスの決算の提出期日や、新規上場などいくつか注目要素がある。
14日は、損失隠しを長年に渡って行ってきたオリンパスの決算提出期限となっている。約損失隠しのために総額1300億円以上の資金を使ってきたことが、第三者委員会の調べで明らかになっている。
そして、それに合わせるように13日には、マイケル・ウッドフォード元社長が再来日するとも報道されている。現経営陣はすでに、臨時株主総会か、定時株主総会での総退陣の意向を示しているが、現経営陣と話し合いの場を持つとされている。展開次第によっては、株価を左右する。
また、同じく14日には、今年最大規模のＩＰＯであるネクソンが、東証一部に新規上場を果たす。今年の相場をリードしてきたオンラインゲーム会社ということもあり、機関、個人投資家ともに人気化しそうだ。
