ポツダムはベルリンの南西部に位置し、ベルリン中央駅からは列車で25分。川と湖が多い風光明媚な地ですが、日本では第二次世界大戦の戦後処理の会議が開催された場所として有名です。
古くはプロイセン王家の多くの宮殿や庭園が建造されましたが、中でもフリードリヒ大王自らが設計に携わったといわれる、サンスーシ宮殿はその宮殿と庭園が世界遺産に指定されています。
ポツダムまでの交通は「RE」(地域快速列車)と「Sバーン」(近郊列車)の2通りがありますが、ベルリン中央駅から頻度が多い「Sバーン」が便利です。サンスーシ宮殿へはポツダム中央駅から「606」か「695」のバスに乗りますが、このバスも頻繁に運行されていて、所要時間は約20分です。
入場が17時30分迄ですが、到着したのが16時50分。夏は2、3時間待ちと混雑するそうですが、時間が遅かったせいか、すいていて、17時の見学グループの中に入ることができました。
まずは宮殿の外観です。
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反対側の庭園です。元々は階段状のブドウ園があった高い所に宮殿が建てられたので、宮殿は見上げる角度、庭園は見下ろす角度になります。
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30分毎の、見学グループ単位に宮殿内を一緒に見ていきます。12ユーロの入場料にはオーディオガイドが含まれているので、日本語の案内を聞きながら内部を見学することができます。
さらに3ユーロを払うと、撮影許可証が貰えて、写真を撮ることができます。「え、3ユーロ取るの」と思いましたが、折角の機会なので許可証を貰って、写真もしっかりと撮ってきました。
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フリードリヒ大王が、18世紀に夏の居城として建てた宮殿ですが、立派な書斎がありました。
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ロココ様式の華麗な宮殿ですが、フリードリヒ大王は自ら、設計に加わり、35歳から74歳で亡くなるまでの殆どをこの宮殿で暮らしたそうです。
こんな金ピカの部屋に一日中いたら眩しすぎて、目がおかしくなりそうです。
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主たる12の部屋がありますが、ここは中央にあった大きな部屋で、ドーム型の天井に描かれたロココの装飾がきれいでした。
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壁一面に絵画が飾られた客人をもてなす部屋。
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皆さん、携帯で話してるように見えますが、実はオーディオガイドを聞いてます。ちなみに日本語の案内は「9番」でした。
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庭園のメインストリートが2.5キロあり、その先にも「新宮殿」という名のバロック様式の宮殿があるようでしたが、時間も遅かったので、近くの庭をしばらく散歩してからベルリンに戻りました。
ちなみにサンスーシ宮殿と庭園は1990年に世界遺産に指定されました。