ロシアの大富豪ミハイル・プロホロフ氏(46)が12日、来春のロシア大統領選挙に立候補することを表明した。
自身の公式サイト上では、12日に「重大な決断」と題して書き込み。「これは、わたしの人生で最も重要な決定事項になるでしょう。わたしは大統領選挙に行きます。今まで支えてくれた人に感謝いたします。これから手続きを行ってあと数日で、指名を発表する予定です」とした。
また、新党結成も意図しているという。最有力候補プーチン氏は支持を落としているとはいうものの、最大与党・統一ロシアは何とか過半数を維持しているため、現状ではプーチン氏優勢は動きそうにない。
プロホロフ氏は2メートルを超える長身で、米プロバスケットボールNBAニュージャージーネッツのオーナーでもある。米誌フォーブスによると、資産130億ドル(約1兆円)。ノリリスク・ニッケル社長を経て、ポリュス・ゴールド会長、オネクシムグループ会長。

(左から)ミハイル・プロホロフ氏とジョージ・ブッシュ氏