米証券大手ゴールドマン・サックス・グループ（ＧＳ）は今年、パートナーの退職者が37人以上になり、08年以降で最悪になるとブルームバーグが15日伝えた。
数字は非公表で、当局への届け出やその他の資料や取材などから推計したものだという。ＧＳのパートナー数は昨年時点で475人で、新規株式公開当時の221人からは倍増していることになる。パートナーは11月時点で、株式を計約13.8％保有しているそうだ。
ＧＳの第3四半期（7～9月）決算は、純損益が3億9300万ドル（約300億円）の赤字に転落するなど苦戦している。
また、株価も現在、100ドルを割り込み2008年秋の水準に近付いている。
