19日正午からの朝鮮中央ＴＶの放送で、北朝鮮の金正日総書記死去の訃報を、英雄的アナウンサーのリ・チュンヒさんが伝えた。10月19日以降、出演していないことが世界中でニュースとなっていた。
北朝鮮国民にとって最高の栄誉「労力英雄称号」を持っている、リさんが国家の一大事に2カ月ぶりに出演し、訃報を伝えた。この日は喪服を着用し、原稿に目を落として、ゆっくりとした口調でニュースを読み、そして時折涙を流す場面もあった。
10月19日に、金総書記の動静を伝えるニュースを読んだのが最後の出演となっていた。出演までなぜ間隔が空いたのか、ということについては判らずじまいだ。
