ミス・ユニバース世界大会で3位になったこともある、ベネズエラのエバ・エクバルさん(Eva Ekvall)が17日に、入院中の米ヒューストンの病院で、乳がんのために亡くなったことが20日わかった。28歳という若さだった。
FOXニュースによると、エクバルさんは昨年から乳がんとの闘病を続け、自分のこと以上にがんの早期発見のキャンペーンに熱心に協力するなどしてきた。最後は丸刈りになって生きることへの執念を見せたが、叶わなかった。
モデル養成所を経営したこともある母を持つ血筋なのかモデルを志し、2000年にミス・ベネズエラに選ばれた。そして翌2001年にはミス・ユニバース世界大会で、優勝こそ逃したものの3位に入る活躍を見せた。
その後は、米国で主にTV番組を中心に活躍してきた。ミス・ユニバースの選考の一つの基準として、外見だけではなく何よりも社会に貢献したいという強い意志を持っていることが求められる。最期に見せたミス魂は、ベネズエラの多くの人から共感を呼んでいる。

エヴァ・イークバルさんが闘病中に発表した著書