【きょうの名言】日本電産などとっくに潰されていたはず

 能力と意識の差を以前にも当欄で、日本電産の創業者・永守重信氏の言葉として紹介したが、これを採用の基準にも導入したことが、現在にもつながっているという。

 @nagamori_botさんのツイート。永守氏の名言集を集めたものだ。 

 「少々能力がなくても、意識の高い人間を採ったほうがいいと思っている。世の中の人は、成績のいい人を採れば、さぞや立派な製品やいい客を開発するだろうと考える。もしそうなら、日本電産などとっくに大企業につぶされていたはず」

 能力差5倍、意識差100倍というのが永守氏の持論。意識の差が何年も続いてしまうと、能力差は5倍どころではないのではないか。ビジネスマンで言えば、横一線で入社しても、将来は社長になる人もいれば、ヒラの人も出てくる。

 学校の成績や学歴が、仕事のパフォーマンスに結びつかない理由の一つでもある。人材育成では定評のある日本電産らしい。

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