来年夏の電力供給が最大で12.2%も不足

 日本エネルギー経済研究所は、全国の原発が再稼働しない場合、来年夏の国内電力供給が最大需要時には12.2%不足するとのレポートを発表した。「需給ギャップを解消させるために経済・生産活動を縮小せざるをえない」としている。

 来夏に原発の再稼働が行われた場合には、電力供給が5.1%上回る。その際には、GDP成長率も1.9%増と見通している。

 逆に、再稼働がなされずに電力に制約がある場合は、GDP成長率は0.1%増になるとみている。


福島第一原発(東京電力提供)

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