巨大市場が広がる、中国のプライベートジェット機

 アメリカに比べて、中国のプライベートジェット機はかなり少ない。民航局の統計によると、プライベートジェット機の免許を取得した人は1600人。登録済のジェット機は991機。一方のアメリカは23万機あまりというから、その数は雲泥の差だ。

この差こそがビジネスチャンスと捉えられている。アジア最大のプライベートジェット航空会社「アジア・ジェット」は、10年以内に、中国がアメリカを超えて世界最大のプライベートジェット機保有国になると予測する。

 中国ではプライベートジェット機での飛行は基本的に認められておらず、富豪たちは罰金を承知でフライトを楽しんでいた。昨年からは、徐々に低空飛行を認める動きが出てきて、昨年11月、政府は北京など5カ所を低空飛行可能区域に指定している。

 ただ、アメリカを超えるジェット機が飛び回るには、まだ中国は早すぎるようだ。何よりもまず、国内のインフラや安全に飛行を行うための法律などを整えなければならないし、操縦師や技術者の数も圧倒的に不足しているのだ。

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