2012年アップル株3割UP、2%配当開始?

 米アップル株は2012年は株価3割以上上昇、2%配当実施。米CNBCで27日、サスケハナ・フィナンシャルのアナリスト、ジェフ・フィダカロ氏が生出演し、アップル株の見通しを語った。

 アップルの27日の終値が1ドル403.33ドル。今年の後半は400ドルを行ったり来たりというラリーが続いている。

 ジェフ・フィダカロ氏は、同社の見通しを、2012年は引き続きiPhone、iPadは成長の軌道に乗っているために、ターゲットプライスを1株545ドルと設定した。つまり35%アップという計算になる。

 2月にiPad3、6月にはiPhone5の発売が噂される。また、他にもアップルTVの計画も伝わってくる。

 さらに、フィダカロ氏は「アップルは配当を出すことも検討していた」と、語った。

 仮に2%利回りで配当を実施した場合は、810億ドルの剰余金に占める割合は、80億ドルになるという。来年も大きくキャッシュフローが上積みされていくであろうことを考えれば、そう大きな負担ではないように見える。


よかったらシェアしてね!
目次
閉じる