「ブラよろ」対「もしドラ」の自炊代行論争ヒートUP

 著書の電子データ化を著者らに許諾無しに行う「自炊代行」を巡って、漫画家・佐藤秀峰さんと、作家・岩崎夏海さんの論争がヒートアップしてきた。「ブラよろ」対「もしドラ」の売れっ子作家2人の論争は、佐藤さんの意見に対して岩崎さんが反論し、それに佐藤さんが反論という所まで進んだ。

 作家の浅田次郎さんらが原告となり、自炊代行業者2社に対し原告作品の複製権侵害の差し止めを求めて訴訟を起こしたことに端を欲する。

 佐藤さんが22日、「自炊代行について」と公式サイト上で、自身も自炊している経験から意見を表明。「作家は自分たちの権利のことばかりを考えて、読者(お客さん)のことを考えていないように思います」などとしている。その上で「僕の著作は自由に自炊も代行もしてもらって構いません」と言い切っている。

 これに対して、岩崎さんが25日、「佐藤秀峰さんの本やマンガへの考え方について」と、意見した。

 それは「購入した本の使い道は購入者の自由ではありません。まず、読み方からして自由ではありません」などという主張。おまけに「これは冗談ではありません」などと語っていた。

 そして27日、佐藤さんは「所有権のおよぶ範囲で、所有物をどのように楽しんでも自由である」などと反論した。

 また、法的な解釈としては「黒に近いグレーなのかな、という気がしていますが、訴訟の結果を見て改めて判断したいです」とした。

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