モンブラン、5年後は万年筆を作っているか?

 世界三大ラグジュアリーコングロマリットであるリシュモン・グループの「MONT BLANC(モンブラン)」が、同社の顔である万年筆事業の先行きを案じている、とブルームバーグが伝えている。

 モンブランのルッツ・ベッケ最高経営責任者(CEO)がブルームバーグのインタビューに答えて、今後5年は万年筆事業よりも時計事業の方が拡大する見通しであることを示している。

 リシュモングループ入り以降は、高級時計・ジュエリー事業が伸長。このたび発表された2011年中間決算では、売上高が前年同期比10%増の3億3400万ユーロ(約334億円)となっている。時計・ジュエリー事業が、アジア太平洋地域を中心に高い伸びを示しているとの記述がある。その一方で、特に万年筆事業に対する詳しい記述がないが、同社の事業シフトを現しているかのようだ。

 また、デジタル化していく日常を見れば、市場の急拡大は見込みにくい。万年筆は5年後、10年後、モンブランの顔たりうるだろうか?


ルッツ・ベッケ氏(中央)

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