SNSマイスペース(My Space)の共同創業者トム・アンダーソン氏(Tom Anderson)が、検索最大手グーグルが展開するSNSグーグル+(Google+)を訪問し、失敗したマイスペースを引き合いに出して、「誰も訪れたくなくなるような『悪の巣窟』だった」として、未来に失敗が待っていることを語った。

問題となったMG・シーグラー氏の写真
シーゲル氏は「わたしに何の知らせもなかった」などと不平をブログに書き込んでいる。
グーグル+の運用方針としては削除・加工など何らかの対処がなされるのは当然で、フェースブック、ツイッターの二大SNSも同じ方針で行っている。
そこへ行くとマイスペースは不快な画像にも寛大だったという。不快なものとは例えば裸、中指を立てたりするなどの画像だという。その結果は言わずもがなだ。アンダーソン氏は「マイスペースのような誰も訪れなくなる、『悪の巣窟』になる」と警告を発した。

トム・アンダーソン氏(グーグル+より)
失敗原因はもちろん一つではないものの、アンダーソン氏は、善良な状態に保つことができなかったことを一因に挙げているのだ。今回、グーグルが取った措置は、そうした意味でも最善だった、と言えそう。