米コンピュータ大手ヒューレット・パッカード(HP)で、元CEOのハード氏が辞任のきっかけとなった女性契約社員ジョディ・フィッシャーさんの告発書面がこのたび、公開された。

ジョディ・フィッシャーさん
「あなたは、わたしを自分の愛人にする目的だったのは明白よ。HPのCEOという地位とお金を利用して」と切り捨てている。
また、07年の採用面接で、コロラド州のホテルで行われた2度目の面接には、ディナーの席に誘われたのだという。しかし、それは「デートのようだった」としている。そして、後にハード氏はフィッシャーさんに「特別な時間だった」と語っており、男女としての感情を持っていたことがうかがえる。
さらには、最後に会うことになった日には、ハード氏がフィッシャーさんの体を触ってきて、キスをせがんだという。
フィッシャーさんは元女優で、美しいルックス。ハード氏が恋愛感情を持ったことは予想できる。
一方でハード氏はそれまで、HPの業績を引き上げることに成功し、同社の株価も好調に推移していた。それで気分が大きくなっていたのか、ある種の会社の私物化を働いたことになる。
ハード氏は辞職後、オラクルに引き抜かれ同社取締役に。一方のHPは、計画の未達が相次ぎ株価が半分以下となっている。
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