インド株式が個人でも購入可能に

 インド政府は、同国の株式市場を外国人投資家に向けて規制緩和すると発表した、とヒンドスタンタイムズが2日伝えた。15日までに行うという。これまで個人投資家の参加は認められていなかった。

 インドの株式市場は、外国からの直接投資は機関投資家や一部の富裕層に限られてきた。これまでにも、米ADR上場株を購入する間接的な方法はあったものの、直接的な手段ができたことで、さらに外国からの資金が流入しそうだ。

 2010年末には、センセックス指数は2万0984.08ポイントの高値を付けたものの、11年に入り下落する一方で、年末には1万5583.55ポイントまで下落している。年間で下落率は25%にも上る。

 日本の個人投資家にとっては、かつて他の国で現地の証券会社で直接口座を開設し、トラブルになったケースも過去には多くあり、日本の投資家は投資する以前に、安全に取引できるかどうかを確認しなければならない。

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