キム・ヨナ選手が前事務所と和解し5000万円得る

 バンクーバー五輪フィギュアスケート金ダメリスト、キム・ヨナ選手(21、高麗大)が、前所属事務所IBスポーツに対して収益の返還を求めていた訴訟で、ソウル中央地裁は、事務所がヨナ選手に8億ウォン(約5332万円)を支払うという調停が成立したことを明らかにした。

 中央日報などによると、ヨナ選手は10年11月に仕事のギャラとしてIBスポーツに入っていた金額の中から、8億7600万ウォンが未払いであると主張して訴訟を起こしていた。ヨナ選手は10年4月に、母親を社長とする新しい事務所「オール・ザットスポーツ」を設立している。

 ヨナ選手とIBスポーツとの取り分の契約条項は75対25となっているといい、現代自動車などの大手スポンサーからのギャラの未払い分が8億7600ウォンになると主張していた。

 ただ、IB側も配分については権利を主張しており、また、オールザットからスタッフを引き抜かれたなども明らかにした。

 実質的には、ヨナ選手側の主張がほぼ認められた形だ。

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