スティーブン・チュー米エネルギー長官が4日、米ハーバード大学で講演を行い。自らを「オタク」と称した。
チュー長官は科学者で、レーザー冷却の共同研究によって1997年にノーベル物理学賞を受賞している。最近はもっぱら環境オタクのようで、エコの一貫として趣味の自転車で自宅から職場まで通勤している。通常、閣僚はSPらとともにハイヤーで通勤する。
チュー長官はカリフォルニア大学バークレー校から、ベル研究所に移籍してノーベル賞を獲得したレーザー冷却を研究。スタンフォード大学に移り物理学部の学部長も務めた。2004年からローレンス・バークレー国立研究所のディレクター。妻ジーン・チューさんもオックスフォード大学の物理学者。