租税条約見直しへ、米とスイスが協議

 米財務省は6日、スイスとの2カ国間租税条約を見直す協議を今月28日からスイスでスタートさせると発表した。スイス政府が3月、国際基準に沿った形で銀行の顧客情報を外国政府に提供することを決めたことに伴う措置。

 共同通信によると、ロンドンでの金融サミットの首脳宣言は、非協力的なタックスヘイブンに対して「制裁の発動も準備する」と明記。監視を強化する方針を決定し、OECDはすでに捜査に非協力的な国名をリストアップした。

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