ポッカコーポレーションはこのたび、県立広島大学との共同研究で、レモンがメタボ予防に役立つ可能性がある、との調査結果を発表した。
国産レモンの約60%を生産している広島県内の産地の中高年女性118人(平均年齢60歳)を対象。レモンの摂取量を1日平均1個以上、0.5-1.0個未満、0.5個未満の3つのグループに分類し、レモン摂取量と健康状態との関係を調査した。
結果は、レモン摂取量が多いほど、肥満に関連したホルモン、レプチンの血中濃度が低いことが明らかになった。つまり、メタボリックシンドロームの予防に有効で、レモンを取り入れた食生活が予防につながるのではないかとしている。
今回の調査結果は、日本健康科学学会第25回学術大会(8月29、30日)で発表する予定。