グレース・ケリー・モナコ公妃が、ファッションとエンターテイメント業界に貢献した人たちに贈られる「ロデオ・ドライヴ・ウォーク・オブ・スタイル」を受賞することが先日決定した。
ケリー公妃はハリウッドスターとして「泥棒成金」「裏窓」「ダイヤルMを廻せ」などの映画に主演。さらには「喝采」では1955年のアカデミー主演女優賞を獲得している。その存在は「クールビューティー」と言われた。翌56年には、モナコのレーニエ王子と出会い結婚した。1982年に交通事故で亡くなったものの、現代のシンデレラストーリーとして、今でも伝説は語り継がれている特別な存在。
同賞はビバリーヒルズ市とロデオドライブ委員会が2003年からスタート。主にファッションデザイナーを称え、過去にはジョルジオ・アルマーニ、ヴァレンティノ・ガラヴァーニ、トム・フォードの各氏らが受賞している。今年の授賞式は10月22日に行われ、グレース・ケリー公妃に代わって息子のアルベール王子が出席する。また、仏の高級ジュエラー、カルティエも受賞が決まった。
グレース・ケリー・モナコ公妃