大御所スーパーモデルが「今はスーパーモデルになれない」

 元祖スーパーモデルのシンディ・クロフォードさん(43)が、「今のわたしはスーパーモデルにはなれない」と語り、業界に波紋を投げかけている。

 シンディ・クロフォードさんと言えば、80年代、90年代には最も売れっ子で、今日のスーパーモデルの地位を世間に認めさせた大御所でもある。現在でも発言や行動には大きな影響力を持つ。

 クロフォードさんは「わたしは健康的過ぎるし、今のモデル業界が欲しいのは、ゼロサイズね。わたしは胸が大きくて、太ももと上腕は普通だから無理ね」と語った。ドイツ誌ブンテに掲載されたこの言葉は、普通の人から見れば、まったくうらやましい限りだ。ちなみにオフィシャルで身長1メートル77、体重59キロとなっている。

 最近のスーパーモデルはさらに細くなることが求められ、場合によってはファッション誌の表紙や広告ではデジタル処理も施されるなど、クロフォードさんの時代にはなかった価値観や仕事観が出ているのも事実だ。こうした現状に対して、大御所としてひとこと言いたかったのだろうか。

 だが、細いだけがスーパーモデルではないとばかり貫禄十分に「でも、40代の今の自分が好き」とも語っていた。


シンディ・クロフォードさん

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