25日のニューヨーク商品取引所の金先物相場は、ドル安が進んでいることを背景に、12月物は通常取引終了後の電子取引で、一時1オンス1200ドルに迫る1192.80ドルまで値を伸ばし、取引途中の史上最高値を更新した。通常取引は前日終値比21.20ドル高の1187.00ドルで終値としても過去最高値を9営業日連続で更新している。
また、25日のニューヨーク株式市場は、ダウ工業株平均は前日終値比30.69ドル高の1万0464.40ドルで取引を終え、年初来高値を更新し、約13カ月ぶりの高値水準となった。
同日ニューヨーク商業取引所の原油先物相場も、ドル安を背景に大きく反発。WTIの1月物は前日終値比1.94ドル高の1バレル77.96ドルとなった。