「弁護士バー」出店に弁護士会が中止要請

 2010年に「弁護士バー」の開業を予定している弁護士に、第二東京弁護士会が出店中止を求めていることがわかった。

 フジテレビの報道番組によると、「弁護士バー」を計画しているのは弁護士の外岡潤氏。飲食事業者らと共同経営のバーで、弁護士がバーテンダーとして酒類を客に振舞う。客が希望すれば別室で法律相談にのり、契約に至った場合は弁護士報酬を受け取るシステムだという。

 しかし外岡氏が所属する第二東京弁護士会から、4日にバー開業の中止を求める文書が届いた。弁護士資格のない者が報酬を目的として弁護士を紹介する行為が弁護士法に抵触する恐れがあり、また弁護士としても「品位を失うべき非行」だとしている。

 外岡氏は「一概に否定されてしまうのは納得しかねる」と反論している。

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