英ウィリアム王子が社会勉強で路上生活

 英国のウィリアム王子(27)がこのたび、ロンドン市街地の路上で一夜を過ごしていたことがわかった。これは社会に対してホームレスの問題を広く知ってもらおうという目的で行われ、危険な目にも遭遇しながら体当たりで現場を体験し、問題に正面から取り組む決意を新たにした。

 これは、ホームレスの人々を支援するNGO団体「センターポイント」が計画。
ウィリアム王子は、個人秘書と団体代表者とともに、段ボールと寝袋で氷点下の一夜を過ごしたという。麻薬の密売人に声をかけられたり、車にひかれそうになったりするなど危険な目に遭うこともしばしばだったようだ。

 この団体は長年、ホームレスの人々を支援活動を行っており、母親の故ダイアナ元妃も支援しており、王子自身も支援している。王位継承順位は2位ながらも、エリザベス女王からも寵愛を受けていることから、「シャドウキング」とも一部では言われるウィリアム王子。口でいいことを言うのは簡単だが、行動に移すあたりはさすがに英国民から愛される王子らしいが、今回のことは貴重な社会経験となったようだ。


ウィリアム王子(右)

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