F1界の帝王が「Saab」買収に参戦

 売却先を探して二転三転している自動車会社「Saab」(サーブ)の買収に、F1界の帝王で大富豪、バーニー・エクレストン氏が新たに名乗りを上げた。

 ブルームバーグの報道によると、エクレストン氏は、名門チーム・ルノーを買収したルクセンブルクの投資会社ジェニー・キャピタルと手を結ぶという。すでに、オランダのスポーツカーメーカーのスパイカーなどがすでに名乗り出ている。親会社がGMだっただけに、市場で力を発揮できなかったが、親会社が変われば再生の余地があると見られているようだ。

 サーブは昨年の倒産後、一旦はスウェーデンのスポーツカーメーカーのケーニッグゼグへの買収が決定。しかしその後、計画は立ち消えとなり実現するに至らなかった。

 今回、エクレストン氏が参入の意思表明をしたことで、俄然注目を浴びることになった。

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