スペイン人大富豪、数十億円の遺産をスペイン王室に遺す

 昨年11月18日に死去していたスペイン人の富豪が、スペイン王室のフェリペ皇太子などに数千万ユーロ(数十億円)の遺産を残していたことがわかった。

 地元メディアによると、この富豪は企業経営者で投資家のJuan Ignacio Balada Llabres氏。遺産相続人となっているのはフェリペ皇太子夫妻、ファン・カルロス王とソフィア女王とその8人の孫たちだという。資産の半分をファン・カルロス王夫妻と孫たち、もう半分を基金設立資金としてフェリペ皇太子夫妻に譲ると遺言状に記されていた。

 フェリペ皇太子らは同氏と面識がなく、スペイン王室が遺産相続をするかどうかは遺産相続の理由などを調査してから決定されるという。

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