故ダイアナ妃の実家スペンサー伯爵家、ルーベンスの絵画を競売に

 英国のスペンサー伯爵家が、資産の1つであるルーベンスの絵画を今年7月にクリスティーズの競売に出すことがわかった。英テレグラフ紙が報じた。スペンサー家は故ダイアナ元英皇太子妃の実家。

 この絵画はルーベンスによって1613年頃描かれた「A Commander Being Armed for Battle」で、1802年からスペンサー家が所蔵。800万ポンド(約12億円)から1200万ポンド(約17億円)で落札されると予想されている。

 クリスティーズの専門家によると、同絵画は英国の個人で所有される作品としては最も重要な作品の1つであり、博物館に収蔵されるほど価値のある傑作という。

 スペンサー家は今後、合計2000万ポンド(約28億円)の資産を売却しようとしており、この絵画の競売はその一環だという。絵画のほかに、スペンサー家の肘掛け椅子などの家具も今後販売される予定。

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