第一生命保険「株価に上昇余地も」

 4月1日に東証一部に上場した、第一生命保険だが、マッコーリー証券が同日付けで、目標株価を17万5000円とするリポートを発表するなど、株価上昇余地があるという見方が出ている。同社の今後の成長性はどうなのか。

 公開価格14万円を上回る初値16万円をつけた1日の第一生命保険。1987年のNTT以来の大型上場という話題性はあるものの、国内市場が今後縮小することを考えれば、市場の評価は高いとする声もある。

 同じく1日付けで同社の社長に就任した渡辺光一郎氏は、産経新聞のインタビューに「大規模なM&Aも検討するし、時価総額で世界の保険会社の10位以内を目指す」と語った。

 すでに、インド、ベトナムなどで養老保険などの分野に進出。軌道に乗りつつあり、今後は生命保険など別の商品でも期待を持っているようだ。いずれにせよ、今後のアジアなどの海外展開しだいということになる。

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