日本の新聞業界が羨むインドの新聞市場

 投資ファンド大手ブラックストーングループは、インドのメディア大手ジャグラン・メディア・ネットワークに出資することを発表した。22億5000万ルピー(約47億円)の出資が見込まれている。

 ジャグランは、日刊紙ダイニック・ジャグランを発行。読者数は世界最多の5500万人とも言われている。広告収入の落ち込みで、紙媒体が世界中で衰退していく中で成長しているインドの新聞市場に目をつけたようだ。

 特にここ数年間では、地方都市での部数の伸びが著しいのだという。

 ただし、出資にあたっては、各国のメディア産業は外国人や外国企業が株式取得する場合には、制限が設けられている場合が多い。インド企業も例外ではなく、過半数の取得は禁止になっているという。一部報道では出資金は47億円ともされている。

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