ケンブリッジ大学がポールダンスを講義に採用

 ストリップクラブなどで披露されるセクシーな「ポールダンス」が、初めて大学の講義に採用されることになった。英ケンブリッジ大学の名門ディベートクラブ「ケンブリッジ・ユニオン・ソサエティ」が、女性限定でポールダンスのクラスを開講すると12日に発表した。

 1815年創立の「ケンブリッジ・ユニオン・ソサエティ」は世界で最も古い名門ディベートクラブで、ケンブリッジ大学の中では最も大きい学生クラブ。創立以来、総理大臣や社長、俳優、歌手、スポーツ選手まで、あらゆる有名人を招いてディベートを行ってきた。またディベートのみでなく、バラエティに富んだクラスを開講している。

 英メディアによると、ポールダンスの講義は同クラブの建物内にある「ブルールーム」で行われる。この部屋は、ウィンストン・チャーチル英首相や、セオドア・ルーズベルト米大統領などの多くの政治家を迎えて討論が行われてきた歴史ある場所。

 同クラブはすでに毎週ピラティスやヨガの講義を行っており、ポールダンスもフィットネスの講義の1つとしてそこに加わる。この講義を採用したホアン・デ・フランシスコさんは「論議を呼ぶかもしれないが、これは無害な楽しみだよ。このクラスは純粋にフィットネスのための講座であって、性的なことは全く意図していない」と話している。試験や仕事のストレスなどを軽減するためも、ポールダンスは適切なフィットネスになるという。

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