米金融大手ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は21日、米証券取引委員会(SEC)が同社を詐欺罪で訴追したことを非難した、と英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。
報道によると、ブランクファイン氏と電話で話したという人物が、同氏は政府がゴールドマンをつぶしにかかっていると感じているという印象を受けたそうだ。さらに、訴追についても、米国には不利益だと考えていたそうだ。
この件は、SECが、ゴールドマンが販売したサブプライムローン関連の担保証券の販売に際して、投資家に正しく情報を伝えていなかったとして、詐欺罪で訴追した。