岡本真夜さんの曲をパクった「犯人」が反論

 上海万博のPRソングが日本の歌手、岡本真夜さんの曲の盗作だったことがわかった、PRソングの作曲者、繆森氏は22日、マネージメントを通じて反論した。

 新浪網によると、岡本さんの「そのままの君でいて」と、繆森氏の「2010年はあなたを待っている」とはまったく違うという論調。その上で、繆森氏は岡本さんともすでに協議を行い「お互いの立場を尊重して理解し合うことで、盗作の争いを排除するという結論に至った」としている。

 だが、岡本さんサイドの事務所は、当然ながら何の面識もあるわけではなく、この事実を否定している。

 過去にも「盗用」騒動は数多くあった。その多くが法的な措置がなされるか、あるいは謝罪し活動を自粛するなどするのが一般的だ。しかし、今回の場合は国家の威信をかけて開催する万博。事が大きくなりすぎて、繆森氏自身もどうしていいかわからず、反論して逃げ通すしかないと考えているのかもしれない。

 もはや、収拾はつきそうにない。

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