カンヌ映画祭の最高額ホテルは1泊450万円

 フランス南部のカンヌで12日、第63回カンヌ国際映画祭が開幕した。期間中、カンヌの人口は7万人から約20万人に膨れ上がり、周辺ホテルの客室はもちろん何ヶ月も前から予約でうまっている。宿泊金額は通常より高額に設定されているが、今年最も高額なホテルは1泊38000ユーロ(約450万円)だという。

 このホテルは、映画祭会場のフェスティバル・パレスを見下ろす「ホテル・マジェスティック・バリエール・カンヌ」。1泊38000ユーロの客室は600平方メートルの広さのペントハウスで、海に面した3つのベッドルームがあり、130平方メートルのプライベートプール、テラスが付いている。料金に朝食は含まれていない。ロシア人富豪が映画祭期間中の10日間を予約しているという。

 今回、コンペティション部門には18作品がノミネートし、日本からは北野武監督の新作「アウトレイジ」が出品された。映画祭最終日の23日に、同部門から最高賞「パルムドール」の受賞作品が発表される。


カンヌの港に集まる富豪たちのヨット

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