エフオーアイが監理銘柄に

 東京証券取引所は16日、マザーズ上場の半導体製造機器メーカー、エフオーアイが、平成21年3月期の財務諸表で上場時に売上高を100億円規模で水増しした疑いがあるとして、監理銘柄に指定した。

 東証は理由として「上場時に提出した有価証券届出書に売上高を過大に計上するなどした虚偽の決算情報を記載し、粉飾額は100億円規模に上がるとみられる」との報道の内容のとおりであるとした。また、東証への新規上場申請書類にも、虚偽の決算情報を記載。上場申請時に提出し承認を得ていたという。

 「重大な違反を行ったおそれがある」との判断で、上場廃止基準に該当するおそれもあるために監理銘柄に指定した。

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