仏カンヌ映画祭のパーティーを満喫したものの、パスポートを紛失して米国に帰国できず、逮捕騒動を起こした米女優リンジー・ローハンさん。彼女が多数の友人たちへ宛てて、「プライベートジェットで、私をロサンゼルスまで乗せていって！」と懇願するメールを出していたことが明らかになった。
ローハンさんは2007年に飲酒運転で有罪となり、保護観察中の身分。アルコール依存の教育プログラムを受けていたが、出席回数が足りず、ロサンゼルス地裁に法廷審問への出廷を命じられていた。カンヌ映画祭から帰った翌日が出廷日だったのだが、パスポートを紛失したため、一般のエアライン搭乗では間に合わないスケジュールになってしまった。
ローハンさんは、メールに「私は明日ロスに帰らなくてはいけません。パスポートが再発行される午前11時以降で、ニースかカンヌからジェット機を出せる方がいたら、私に知らせてください」「こんなこと普段は絶対頼みません。でももし誰かに頼むことができるならば、その人は私を救ってくれたことになるでしょう」と書いている。
しかし結局出廷日には間に合わず、地裁はローハンさんの逮捕状を発行。ローハンさんが保釈金10万ドルを支払い、逮捕状は取り消された。
出廷ギリギリまでカンヌで遊んでいたローハンさんは、法廷審問への真剣さが欠けていたのは明白。そんな彼女に同情し、プライベートジェットを出してくれた心優しい人はいたのだろうか。ジェット機を所有するセレブは数多くいても、ジェット機をヒッチハイクしようとした女優は彼女くらいかも？
